建築をかきならす。

建築をしている。

ぼくがやりたいのは、状況をつくること。
しいて特別な状況ではない。
あたりまえにくる朝の風景から。
夜きらっとひかる満月をみるためのベランダ。
ふいにおこる劇的な景色もだけど。
普遍的な自然だって同じくらい重要だ。

音楽家や、ダンサーと一緒に仕事をすることが多いのだが、その点彼らにはいつも嫉妬する。
その場で、状況をつくってしまうのだ。

僕らは、状況を予想して、想像をしながら、配置をして場を整える。
たまにはハッピーバースデーの唄とともに照明をけしたりもするけれど、
それぞれの状況の時間にあわせて、一瞬、一時、一日、一週間、ひと月、一年、十年、100年、300年に一度の状況まで、それぞれにあわせて、建築をする。

そこで、建築が必要でなければ、よろこんで、何もしないし。言葉でも、絵でも他に最適なことがあるとすれば、よろこんで、そちらに体をむけ動きだすだろう。

建築をしている僕の建築の幅でさえこんなにひろい。
さてと、どこにたどりつくもんだか。。

とりあえず、このあいだ聞いたギターをかき鳴らす友人の音楽
あんなふうに、空間がかきならされる状況を楽しみにしている。

そんな夜。

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