「真実」の全てに明晰に、注意深く、意志をもって

”困ったことに、「真実」と呼ばれる出来事は単一でなく。複数形で現れる。世界は優しくはなく、一つの認識にまとまらず。つねに引き裂かれている。 
ひとりの書き手が私的に綴ったノートの頁をめくる。たしかに時はすすんでいく。時系列にそってはいるのだが、流れからはぐれた瞬間ばかり断続的に記されているように思える。過去から未来へと貫かれている歴史として存在する時間の条、時間の束縛など存在しない「いま」という瞬間の強度、ときに矛盾をおこすふたつの感覚を、ソンダグはひとしなみに持ち続けていた。~中略~「真実」の全てに明晰に、注意深く、意志をもって”

「私はうまれなおしている」 スーザン・ソンタグ著 木幡和枝訳  評、朝吹真理子
朝吹さんの言葉、すごくソンダグにあっている、誠実だ。正直泣けてくる。というか、同い年かすごいやつにまた会えた。

考えるべきことは多い。知るべきことは多い。だが足りていないとは思はない、意志をもって時間を使ってきたから。これからは、それを社会に向けて開いていかなくてはいけないのかな。例えそれがウチに篭るという態度をとったとしても。つながりつづけていかなくてはならない。 
ああ、スーザンや木幡さんのせいで洒落な言葉を発しなくなったんだなそういえば。まぁ、満足だが。

「真実」の全てに明晰に、注意深く、意志をもって。

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